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【果てしなき】ライダー共闘SSスレその8【戦い】

1 :名無しより愛をこめて:04/09/21 11:49:01 ID:KtBFV15U

ライダーに関する自由度の高いSSを職人さんに発表してもらうスレです

・時代も世代も違う作品群の夢の競演
・仮面ライダー作品の世界観のアナザーストーリー
・ライダーの敵(幹部、怪人)をメインとしたSS
・オリジナルライダー
・小説・ノベル
・ライダーをメインにした他作品とのクロスオーバー

age,sage自由、批評は良いが煽りをしてはいけないよ
読者の方も感想、激励等どんどんカキコして行きましょう
職人さんもぜひよろしく

<注意事項>
・新フォーム、ネタバレなどはTVの流れに準じて解禁
・劇場版のみのライダーは公開から約1月後をメドに解禁
・他作品とのクロスオーバーの場合、
元ネタをみなが知っているとは限らないので(特にアニメ系)、
元ネタを先に宣言してくれるとありがたい
・避難所のみで連載している人もいるので避難所も時々覗いてね


177 :250:04/10/06 12:23:00 ID:pF3/OjJC
近所に引っ越しました。
その7以降のまとめ
ttp://www.geocities.jp/maskedrider_ss/777.html
レス174まで更新しました。

555劇場版
ttp://www.geocities.jp/maskedrider_ss/Gekijou555.html


178 :仮面ライダー剣・橘漫遊記:04/10/06 18:04:35 ID:38BLTAjx
志村=アルビノとの戦いから3ヵ月後、心に深い傷を負った仮面ライダーギャレン、
橘朔也は1人、南国の楽園に来ていた。
華やかなビーチで短パン姿の橘はカキ氷を頬張りながら久しぶりの安息に浸っていた。

「終わったんだ。俺の戦いは・・・」

空を見上げ思い出す。剣崎、睦月、烏丸所長、広瀬、伊坂、そして・・・小夜子。
辛い日々だった。でも俺はこうして生きている。そう思えるだけで幸せな気持ちだった。

「まだお前の戦いは終わってはいない。」

その声は橘の隣から聞こえた。振り向くとそこには死んだはずの男、烏丸がいた。

「しょ・・・所長?なんで?なんでだぁぁぁぁ!!」

驚愕の表情を浮かべる橘を横目に烏丸はテーブルの上のカキ氷を手に取り食べ始めた。

「それ、俺のハワイアンブルー・・・」

「これ、食ってもいいだろ?」

「もう食ってるじゃ・・・」


179 :仮面ライダー剣・橘漫遊記:04/10/06 18:51:24 ID:38BLTAjx
「2度もアンデッドの封印が解かれた事により、時空に歪みが生じてしまった。」

「時空に歪み?歪みが起きたら何が起こるんですか?」

「早く歪みを戻さなければこの世界と他の世界との間に境目が無くなる。
世界の全てが崩壊してしまう・・・」

橘は烏丸からハワイアンブルーを奪い返し貪り食った。

「そんな・・・剣崎達は?あいつらに頼めばいいじゃないか。俺はもう戦いたくない!」

「剣崎、睦月とは連絡が取れないんだ。君だけだよ。居場所を突き止める事ができたのは。」

「そんなぁ・・・」

戸惑う橘の右手に烏丸は1枚のカードを突きつける。

「ダイヤのA!?」

「今は君しかいない。仮面ライダーとして戦える人間は。」

第0話 「バカンス」 完



180 :名無しより愛をこめて:04/10/06 22:23:17 ID:H9p3JyFG
またもやギャレンage

181 :名無しより愛をこめて:04/10/06 22:23:51 ID:H9p3JyFG
あげ

182 :250:04/10/07 00:09:30 ID:abSG0Y+d
過去スレから
つくば地震記念(地元の人いたらごめんなさい)
http://www.geocities.jp/maskedrider_ss/333tinnbotu.html
日本沈没 対 仮面ライダー

183 :名無しより愛をこめて:04/10/07 18:15:53 ID:uQ25iz+n
沈没さん期待上げ

184 :アイキャッチ ◆r33gKGW/KA :04/10/07 22:22:36 ID:dUUf0o5i
>57の続きですが……

カニレーザーが『蟹光仙』なのは決まっているのに、他の二人の名前、それにライダーベルトが未定なので……

185 :名無しより愛をこめて:04/10/07 22:59:11 ID:zF72atKn
期待あげが多いな、やはりあげ

186 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/07 23:14:28 ID:VrxK2H13
現在執筆中です。
…が、少々仕事に追われており、土曜日頃の投稿になりそうです。
あ、あと予告と異なる部分が少し出てきそうですので御了承ください

187 :クウガ新説作者:04/10/07 23:30:01 ID:45Ip14Ce
火曜日水曜日に投稿出来なかったから今日やろうと思ったんですけど、
風邪引いた上になんかパソコンの調子が悪くて無理でした。
早ければ明日深夜、遅くても日曜日のブレイドが終わるころまでには投稿します。

最近、俺のパソコンと体はボロボロだ………orz

188 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/08 01:32:24 ID:Z003M9q1
【2007/7/18/10:27 都内某所・有名ホテル】


 グロンギの精鋭6体による警視庁襲撃から1日、優雅なティータイムを過ごすオーディンのもとに思わぬ訪問者が訪れた。
「ずいぶんと、珍しい方々が来られた…私を倒しにでも来ましたか、エルロードの諸君」
 突然の訪問者に驚くこともなく、警戒するダグバ達を手で制しながら、訪問者である水、風、地の3大エルロードに声をかけるオーディン。
「我らが主に悲しみを与える事、例え主と同等の存在である貴方であろうとも許されぬ事…」
「これ以上、このような愚行を続けられるのであれば…」
「我らの手で、貴方を…討つ」
 オーディンの声にそう応え、それぞれの得物である矛斧=怨念のバルディッシュ、長弓=憐憫のカマサ、長剣=敬虔のカンダを構えるエルロード達。
「フッ…主の為、命を捨てる覚悟ですか……では、その忠誠心に敬意を示す為…本気で相手をしてあげましょう」
 エルロード達の決意に感心したのか、オーディンはそう言うと―

 パチン!

 右手を掲げ、指を鳴らした。すると周囲の空間が揺らぎ、ホテルの一室は古代ローマのコロッセオに似た闘技場へと姿を変えた。
 オーディンは、自分と室内にいた全ての者達を異空間へと転移させたのだ。
「空間転移…」
 オーディンの力、そのホンの一端を見せ付けられ、思わず呟く水のエル。
 風のエル、土のエルも声には出さないが、オーディンの力に警戒を強めていた。
「さて、始めましょうか」
 そんなエルロード達を尻目に、上着を脱ぎ、ネクタイを緩めたオーディンは、軽く息を吸い―
「…ハァッ!」
 その力を一気に解放した。覚醒の余波が衝撃波となり、周囲に吹き荒れる。
 その衝撃波を、それぞれの方法で防御するエルロード達。ダグバ達も同様だ。
 そして、その衝撃波が止んだ時、オーディンはその体を金色のオーラに包み、エルロード達と向かい合っていた。
「さあ、始めましょうか」
 そう言って軽く構えを取るオーディン。そして―
「…御覚悟を!」
 エルロード達が先に動いた。3方向に散り、攻撃を仕掛ける。だが―
「甘いですよ」

189 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/08 01:33:52 ID:Z003M9q1
 そんな声と共にオーディンは、地のエルが振り下ろした敬虔のカンダを無造作に受け止め、その刃の一部をまるで砂糖菓子のように千切り取ると同時に蹴りで吹き飛ばす。
 水のエルが放った怨念のバルディッシュによる突きを跳びあがって回避し、上空から憐憫のカマサを連射しながら突撃してきた風のエルを叩き落す。
 最後に着地の隙を狙い、背後から再度突進してきた水のエルの攻撃を流れるような動きで回避し―

 ドゴォ!

 そのボディに掌底を叩き込み、吹き飛ばした。
 ここまでにかかった時間は僅か7秒。その動きには一分の無駄もなく、優雅ですらある。
「おやおや、貴方達の覚悟とはその程度ですか? それでは精々30点といった所ですよ」
 そうエルロード達を挑発するオーディン。その挑発に再度立ち上がり、攻撃を仕掛けようとするエルロード達。その時―
「そこまでです」
 エルロード達を止める者が現れた。そう、あの黒い青年である。
「「「我らが主よ!」」」
 青年の出現に跪くエルロード達。一方、オーディンは不敵な笑みを浮かべていた。

190 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/08 01:37:09 ID:Z003M9q1


 仮面ライダーアギト外伝:第6話『再会』


「エルロード達よ、お前達の忠誠心…私は誇りに感じています」
 背後に跪くエルロード達にそう言葉をかける青年。その目はオーディンを見つめたままだ。
「勿体無きお言葉…痛み入ります」
「この度の我らの行い、言い訳をする気はありません。存分にお裁きを」
「いかなる罰もお受けします」
「この行いは私を思っての事、喜びを感じこそすれ、罰を与えようという気持ちは微塵もありません。さあ、下がりなさい。ここからは私が彼と話をします」
「「「ははっ!」」」
 青年の言葉を受け、姿を消すエルロード達。自分達が本来いるべき場所へと戻ったのだろう。
「さあ、早速本題に入りましょう。まさか、思い出話をする気もないでしょうしね」 
「ええ、貴方と話をする為に私はやって来ました」
 エルロード達が消え、会話を始める青年とオーディン。その内容はシンプルな物だった。

「貴方、そして、貴方が生み出したもう1つの種族『グロンギ』が『リント』と呼ぶ種族は、全て私の子供達。無闇にその命を奪う事…見逃すわけには行きません」 
「なるほど…では、この戦いに貴方が直接介入しますか?」
「………」
「貴方が直接介入すれば、この戦いはすぐに終わる。無駄な犠牲も出なくて済む」
「…それは、この世界のバランスを崩す事に繋がります」
「そう、貴方の直接介入はこの世界のバランスを崩す。世界の調和を何よりも重んずる貴方には、この選択肢を選ぶ事は出来ない」
「…確かに私は、その選択肢を選ぶ事は出来ない。ですが、このまま静観も出来ません…故に私は、第三の選択肢を選びます」
「第三の選択肢…貴方の僕でもあるエルロードやロード達でも送り込みますか?」
「いえ、人間の為戦う…アギト達を助ける…その道を、私は選びます」

191 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/08 01:39:39 ID:Z003M9q1

「もっと面白くなりそうだね。オーディン」
 話を終え、本来いるべき場所へと戻っていった青年を見送るオーディンにダグバが声をかける。
「ええ、彼が多少なりとも動くという事は、戦いが更に激しくなるという事です」 
「ワクワクするな…戦いは全ての命を極限まで輝かせ、散らせていく」
「そう、戦いこそが、命を極限まで輝かせる唯一にして絶対の手段。進化の糧となる物なのですよ」
 そう話す2人の顔は歓喜に満ち溢れていた。
 
 一方、青年の方もある存在と接触を図っていた。
「志半ばで倒れた者よ、そして守るべきものの為、死を背負い戦った者よ…今言ったとおり、貴方達には3つの道があります」
 目の前に浮かぶ2つの光球に対し、静かにそして優しく問いかける青年。
「1つはこのまま永久の安らぎを選ぶ事。もう1つは転生し、新たなる生と言う名の試練を受ける事。そして―」
 青年が言い終えるよりも早く、2つの光球が輝いた。
「本当に良いのですか? その道は最も厳しく辛いものに―」
 再度青年が言い終えるよりも早く、輝く2つの光球。
「…ありがとう」
 光球の確かな意思を感じ取った青年は、感謝の言葉を口にするのだった。

192 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/08 01:48:49 ID:Z003M9q1
外伝第6話現段階での完成分を投稿しました。
もう、おわかりの方も多いとは思いますが、あの人だけでなく、予定を変更してあの人も出します。

残りは土曜か日曜に…

193 :前スレ250:04/10/08 08:47:55 ID:uIoXfAaA
>>174
最後の所のゾルダを削除してUPしました。

>>178 仮面ライダー剣・橘漫遊記
(SS一発!)にまとめました
ttp://www.geocities.jp/maskedrider_ss/777.html

日本沈没 対 仮面ライダー 第4話、第5話追加しました
ttp://www.geocities.jp/maskedrider_ss/333tinnbotu.html

>>187 クウガ新説作者
お体を大事にしてください。
人間、体が1番の資本ですから。
快癒されるまで、このスレは保守しておきます(w)

>>アギト外伝作者様
乙です、これからジックリ読ませていただきます。

とりあえず、レス192迄更新しました。
ttp://www.geocities.jp/maskedrider_ss/777.html

194 :1:04/10/08 09:29:30 ID:S5xLPLg7
みなさん無理せず息の長い投稿でいきましょう
俺も投稿結構ご無沙汰になっちゃってて申し訳ないですが

195 :Φ−THE NEXT− :04/10/08 21:14:47 ID:KeNCPFQN
オルフェノクが絶滅した世界。だが・・・本当にこれで良かったのだろうか?
街では無意味な命の奪い合い、人間同士が傷つけ合っている。

オルフェノクは本当に滅んだのだろうか?
いや、まだ滅びてなどいない・・・新たな力の種は人々の心の中で静かに復活の時を待っていた・・・
憎しみが憎しみを生み、世界は新たな力を手に入れた者達の欲望により崩壊し始める。
かつてファイズとして戦った青年、乾巧の望んでいた「夢」が実現する事も無く。

−Φ −THE NEXT− 第一話「夢と現実」に続く−

196 :伊坂と愉快な仲間達作者:04/10/09 21:39:27 ID:iHTerexa
前スレ250さん、まとめサイトに加えて頂くだけでも感謝なのに
修正を快くお受けしていただき本当にありがとうございます。
作品の方はぼちぼち書いていきますので
気長に見てやって下さい。

197 :クウガ新説 胎動-01 早半年:04/10/10 12:54:46 ID:Oz2tNqSP
第六話 胎動

【2006年 2/4 12:28 港区某所】

『うぉぉりぁぁぁ』クウガの剣が未確認の腹部を貫く。未確認は苦しみだし、そのまま爆発した。
「やったな、五代。これで四十七体目か。」G3マイルドを装着している一条が駆け寄る。

クウガは変身をといた。時同じくして一条のガードチェイサーとBTCSに無線連絡が入る。

『こちら北條・氷川。杉並区の未確認生命体新46号は撃退しました。』別の場所にいる北條からだった。
「こちら一条。五代と共に港区の未確認生命体新47号も撃退しました。」一条も本部と北條たちに連絡する。

『ご苦労様。三人とも早くGトレーラーに戻ってきて。五代君は帰っていいわ。
 また現れたら頼むわ。』指揮官である小沢から通信が入る。

「了解。五代、俺は一度本部に戻る。何かあったら本部へ来い。」
一条はガードチェイサーに乗り、警視庁の方向へ走っていった。
五代はというと、戦いで使ったトライアクセラーを差し込み、ポレポレへと帰っていった。



突如未確認生命体が出現してから約半年。警視庁はクウガとGxユニットの連携を保ちながら、
過酷な戦いの日々を送っていた。もちろん、世間からはクウガも未確認生命体という認識から
『未確認生命体の力を借りてる』との批判もあった。しかし、確実に未確認生命体を倒していた。
この半年間で倒した未確認生命体は三十体を超えていた。その中にはかつて警視庁を襲って、壊滅的状況にした
新五号もいて、組織が強くなった事の証明にもなっていた。

198 :クウガ新説 胎動-02 新たな動き:04/10/10 12:59:26 ID:Oz2tNqSP
【同日 12:40 都内某所】
都内にありながら、あまり人が寄り付かない五階建ての雑居ビル。今度はそこに未確認は潜んでいた。
といっても、この雑居ビルを使っているのは一階と二階のみで、潜んでいたのは五階だった。
この半年で未確認も随分と殺され、その場には数人程度しかいなかった。

「これで四十七体の仲間が死んだか。」軍服の未確認が呟く。
「今度のクウガは結構やりおるな。それにリントの作ったクウガの偽者も。」
別のものが関心した様子で言う。

「で、どうすんの?まだこのまま続けるの?」髪が逆立っている奴が言った。
「当たり前だ。一刻も早くゲゲルを成功させなければ……」
「次は誰がやるの?誰もやらないならボクがやるけど?」十七歳位の背格好の者が言った。
「いや、ここはこの俺がやる番だ。小僧は黙ってここにいろ。」気性の荒そうなものが言った。

暫くこの二人を中心として言い争いが続いた。誰も止める様子はなかった。

そこに純白のドレスを着て、額に蘭のタトゥーが入った一人の美しい女性が入ってきた。

「バルバの妹か。随分と遅かったな。お前もとっくに目覚めたんだろ?」軍服の者が言った。
「まだあっちに用事があってな。それももうすんだ。これからは私が指揮を取る。いいな。」
「誰も文句のある奴はいまい。お前等『花』の一族は我等が主に一番近い存在だからな。」

「ではゲゲルはお前がやれ。」一人の未確認を指差しながら呟く。
「やだね、めんどくさい。第一ゲゲルは好きじゃないんだよ。」その男は抗議する。
「命令が聞けぬのか?ならばお前の命、頂くしかないな。」男に詰め寄る。
「わかったよ。しょうがねぇなぁ。やればいいんだろ、やれば」面倒臭そうに言い放ち、その場を後にする。

―ここにきて未確認生命体に新たな動きがあった。しかし、一条らはそれを知る由もなかった。―

199 :クウガ新説 胎動-03 48号のやり方:04/10/10 13:01:02 ID:Oz2tNqSP
【同日 17:00 都内某所】
未確認生命体は密かに活動を始めようとしていた。
一見、普通のサラリーマンに見える服装とは裏腹に、殺意にも似た雰囲気を放っていた。


都内某映画館。今日はアメリカで公開された期待作の先行上映とあってか、上映の15分前にもかかわらず
劇場内は満員だった。そこにさっきの未確認が。今まさにゲゲルを始めようとしている。

未確認はチケットに書かれた番号の席に座る。まだ場内は騒がしい。
ふと、未確認生命体の体から胞子のような物が漂い始める。それはすぐ場内に充満した。

場内の明かりが落とされ、いよいよ始まろうとしているその時、スクリーンの前に未確認生命体が立った。
怪人体へと変身。場内は騒然とし、人々は恐怖に怯え、悲鳴が響き渡る。

聞いたことのない言葉で何かをしゃべり始める。そして自らの装飾品をナイフに変え、
場内にいた客全員へ投げ、人々はそれを受け取った。それをきっかけに人々は近くにいた人間を殺し始めた。

「そうやって殺しあうんだ。俺は殺すのは嫌いだからな。」

そう言い放ち、その場を跡にした。しかし殺し合いはまだ続き、その場にいた全員が死ぬまで殺し合いは続いた。

200 :クウガ新説 胎動-04 実況検分:04/10/10 13:01:53 ID:Oz2tNqSP
【同日 17:30 同所】
未確認による惨殺事件が発生してから数分後、すぐさま捜査本部から数人の
警察官が現場へと向かい、実況検分を行っていた。

「しかし、今回も残酷な事件を起こしてくれましたね。」北條が言う。
「えぇ。死体には鋭利な刃物で何度も刺した傷があります。それに、被害者のほぼ全員が
 未確認生命体の物と思われる装飾品を握っていました。」氷川の一言。
「ということは、おそらく何らかの方法で人間自らの手によって殺人を行うように
 命令したということになります。」
「恐ろしいですね、これではうかつにG3も出動できない。」

明らかに今までのやり方とは違う事件に、困惑する二人。その後も二人を中心に
現場の捜査が行われていた。約一時間後、北條の携帯に一条から電話が来る。

「はい、北條ですが。」『一条です、関東医大病院での解剖結果を知らせます。』「わかりました。」
『まず、死因は大量出血によるショック死と思われます。また血管が腐食しており、血液中からは
 一種の催眠作用がある毒物が発見されました。これは主に茸に含まれるもので、
 今回の未確認生命体は茸の能力を持つと思われます。』
「そうですか、では二十六号用の対策で対応できますね。」
『しかし油断は禁物です。今回はおそらく人が集まる密閉された空間での犯行をする物と思われます。』
「わかりました。では本部に連絡して各種機関に自粛するように呼びかけます。」
『お願いします。私はいったん本部に戻ります。』一条は電話を切った。

「北條さん。私はGトレーラーに戻って小沢さんと新48号の胞子への対策を考えます。」
「わかりました。おそらく成分については一条さんが詳しく知っていると思います。
 私はもう少しここを調べますので。」

氷川は北條と捜査員を残して警視庁へ戻っていった。

201 :クウガ新説作者:04/10/10 13:05:21 ID:Oz2tNqSP
今日はここまで。体の調子もパソコンの調子もなんとか良くなりました。
続きは遅くても明日の昼ごろには投稿します。

前スレ250さん、遅れましたがまとめサイトに設定集の追加ありがとうございました。

202 :名無しより愛をこめて:04/10/10 21:16:25 ID:xqhDWwNa
3連休age

203 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/10 23:27:08 ID:L6m6/vR0
現在、第6話を執筆中ですが、少々煮詰まっています。
公開できるようになるまで、あと少しかかりそうです。

読者の皆さんには申し訳ありませんが、もう少しお待ちください


>>クウガ新設作者さん
執筆おつかれさまです。
お体には気をつけてくださいね。
気楽にフンワカ行きましょう。フンワカ(^^b

204 :名無しより愛をこめて:04/10/13 16:04:18 ID:0TA2gUWi
age

205 :ライダー共闘・金色の鋏:04/10/13 21:59:29 ID:4fGWKm/t
 ヤツハ、コノテデタオサネバ――

「おや、どうやら貴方は、この私を倒したくてたまらないようですが……」
 金色の戦士、仮面ライダーシザーズが目の前の怪人に問い掛ける。
「ああそうだ……俺は、貴様のせいで赤っ恥をかいた上に無様に負けたんだからな……」怒りに震え、右手の鋏を打ち鳴らす怪人。
「はて……何があったか知りませんが、倒される気はありませんよ?」
 バババ!手にしたGM-01スコーピオンを打ち込むシザーズ。
「の、のわわっ!貴様飛び道具とは卑怯だぞ!と言うかどうしてそれを!?」「私、本業は警官ですから」しれっと言う悪徳刑事。

「うぬぬ……一度ならず二度までもこのグランバーザミーをコケにしやがってっ!」
「……だから、一体何の話を……」

「忘れたってのか!某プロジェクトX番外編、地獄の駅伝編のあの屈辱!
 貴様のシザーズピンチが最強だと言うので信用して使ったらあっさり撃ち砕かれて!!」

「…………ああ、ネタにマジレスした恥ずかしい人。逆恨みもはなはだしいですねぇ」
「ぬがぁっ!!
 喰らえ、グランファイヤー!」

<ナスティベント>
 ボルキャンサーの吐き出す泡が炎を消火する。
「ルール上オリジナルカードは規制されていないのでやってみました。では」

<ファイナルベント>
 ボルキャンサーに打ち出され、グランバーザミーを粉砕するシザーズ。

「まぁ、結局アレですね。ズルいやつほどよく笑う。って」

206 :クウガ新説作者:04/10/13 23:42:54 ID:x3BoNsQI
どうも作者です。ちょっと執筆が遅れています。明日中には絶対に投稿します。

207 :クウガ新説 胎動-05 五代の日常:04/10/14 19:19:27 ID:syg0Sz7I
【同日 19:00 文京区内ポレポレ】
マスターが「奈々の舞台があるから見てくる」といって今度は京都までいっていたため、
ここ数日ポレポレは五代が切り盛りしていた。未確認との戦いも一条たちのおかげで
前よりは負担が減り、自分の好きなことをやってるからか、生き生きとした表情をしていた。

「五代君、ポレポレカレー1つとコーヒー1つオーダーね。」手伝いに来ていた桜子が
注文を五代へと伝える。五代はそれを聞き、コーヒーを淹れ始める。同時に皿を出し、ご飯を盛り始めた。

フッと一瞬、五代の意識が遠のく。手にもっていた皿を落とし、皿が割れてしまった。
皿が割れる音でハッと気が付く。 「五代どうしたのよ?ボーっとしちゃって。」
桜子が心配そうに五代に聞く。 「なんでもない。あーあ割っちゃった。」五代は皿を片付け始める。
桜子は五代が空元気でいるような気もしたが、再び働き始める。


数時間後、店も閉店時間となり、五代は桜子と話ながら仕込みをはじめた。
「五代君、さっきどうしたの?」 「なんか最近、たまに眩暈がするんだよね。」
「眩暈?大丈夫なの五代君?」 「ホントになんでもないから。心配しないで。」
「心配もするわよ、もし戦いの最中に眩暈がしたらどうするのよ?いくら一条さんや
 氷川さんも戦っているっていっても未確認が脅威なのは5年前も今の変わらないんだからね。」
「大丈夫だって桜子さん。疲れてるだけだから。」五代はサムズアップで答える。

こうして五代の日常は過ぎていく。

208 :クウガ新説 胎動-06 未確認の一時:04/10/14 19:22:16 ID:syg0Sz7I
【2006年 2/5 12:00 都内某所】
ここ最近、未確認が潜伏してる雑居ビル。昨日は何か動きがあったが今日は
大きな動きはないようだ。

「昨日一日で100人か。少しペースが遅いんじゃないか?」蘭のタトゥーの女が言った。
「今までこれでゲゲルをやってきたのか。ガドルの兄だろ?お前は。」
「愚弟の話はするな。俺も誇り高き『虫』の一族の一人。やる時はやる。」

「ゲゲルのことなら安心しろ。昨日はリントが思ったより早く動き出したからな、
 少し手間取っただけだ。これからのは心配いらない。」冴えないサラリーマン風の男が言った。
「ならよい。私は暫くここをあける。」 「どこへ行く?」 「…長野だ。」
「長野?一体何のために。」 「ダグバが目覚めた、倒れたところだからな。」

蘭のタトゥーの女はその場から立ち去った。蘭の香りを残して。

「しかし、どうして『花』の一族はこうも上品ぶるかねぇ。ドレスなんか着ちゃってさー。」
「仕方あるまい。『花』の一族、特にバルバとあいつは戦闘能力が高い上に我らの中では
 一番主に近いからな。だれでもああいう風になってしまうだろう。」

「まぁいい、あいつに反抗するのはゴウマくらいの物だしな、われらには関係ない。
 ……じゃ、俺はゲゲルといきますか。」

冴えないサラリーマン風の男は今までのどこか穏やかな表情ではなく、狩りへと向かう『ハンター』のような表情をしていた。

209 :クウガ新説 胎動-07 強化プログラム:04/10/14 19:26:11 ID:syg0Sz7I
【同日 13:00 Gxユニット・Gトレーラー内】

「何とかなりますか?小沢さん。」氷川は今回の未確認が胞子を使うことを受け、
万が一のことを考え、小沢へと相談に来ていた。本当なら判明した時に相談すればよかったのだが、
昨日訪ねたときには小沢は出かけていたようだったため、今日の午後になった。

「それは大丈夫よ。G3−Xはもちろん、G3マイルドとV1のマスクにはそういう
 場面を想定して特殊技術ですごく小さな粒子も通さないようにできてるの。」
「そうなんですか、何で黙ってたんですか?」 「そう?いわなかたっけ?まぁいいわ。」

小沢は自分のバッグの中を探し始めた。そして小さなチップを三つ取り出した。

「これは……なんですか一体?」 「G3−X用のチップよ。そしてこれがV1でこれがマイルド用。」
小沢はトレーラー内のコンピュータ端末の電源を入れた。
「実は昨日、高村教授のところへ行ってきたの。」 「何のために?」
「最近は色々と複雑になってきたからね、事件も。だから何とかもっと強くできないかしらって思って。
 その事を相談したら、すでに強化チップは開発してたんですって。私が来ることを予想して。」
話しながらも手は端末のキーボードを恐ろしい速さで打ち続けて、マスク内側の頭部にチップを取りつけた。
「終わったわ。これでG3-Xの消費エネルギーとパワー出力のバランスが向上されたわ。」

次にV1とG3マイルドのプログラムを書き換え、チップを取り付けた。瞬く間に作業は終わった。

「さすがですね、小沢さん。」 「まぁ、私が唯一尊敬するあの高村教授が作ったし、これくらいはね。」
「でもなぜ昨日の内にやらなかったんですか?」 ふと疑問になったので聞いてみた。
「私だって昨日やりたかったわよ。でも高村教授と別れてから美杉教授に会ってね。」
「美杉さんですか。でも何の関係が?」
「成り行きでお酒飲むことになってね。美杉教授、酒癖すごく悪いのよ。もう、飲み過ぎたわ。
 おかげですっかり二日酔いで頭痛いわ。」頭を押えながら言う。

210 :クウガ新説 胎動-08 残酷な手法:04/10/14 19:27:46 ID:syg0Sz7I
【同日 16:40 都内某所】
白昼堂々と未確認による事件が起こった。今度は都内にあるライブハウスが
ターゲットに選ばれた。今日はここで今若者から注目を受けている5組のインディーズバンドが
共同で15:20から21:00までのライブを開いていた。会場は満員だった。

「また同じ手口。48号の犯行に間違いないですね。」現場を見た北條が言う。
「そのようですね。っと君。被害者の数はどのくらい?」氷川が所轄の警官に聞く。
「えーっとライブハウス自体は300名収容ですが、今回何人かはライブハウスの
 外に出てさらに犯行を行ったようです。最終的には400名ほどになるものと
 思われます。被害者の全員が死亡しています。」手帳を見ながら所轄の警官は氷川へと返す。

「400名……これはまた大規模にやってくれましたね。」北條が言った。
「北條さんもう少し調べてみますか?」 「そうしましょう。こうしててもしょうがありません。」

ピリリリリリリ。氷川の携帯に電話が着信する。一条からだ。

『氷川さん、一条です。港区台場に新48号が現れました。すでに五代が戦ってます。
 私もG3マイルドで向かいます。二人も急いでください。』
「わかりました。ではすぐ行きます。」

「どうしました?」と北條。「港区に48号です。五代さんが戦って、一条さんも向かっています。」
「そうですか…では急がなければ。後のことは頼みましたよ。」

二人は走ってパトカーへと戻った。乗ってすぐに尾室から「トレーラーで向かってるから現場に」
と無線が入る。そしてパトカーは港区へと走っていった。

211 :クウガ新説 胎動-09 港区にて:04/10/14 19:31:05 ID:syg0Sz7I
【同日 17:00 港区台場】
今度は比較的いつでも人がいる確率が高い観光スポットに未確認は現れた。
しかし、偶然通りかかった五代の手によって胞子が撒かれたところで
犯行を何とか防いだ。二人はそのまま戦っていた。

分身体八体と本体の計九体と戦っていた。クウガは落ちていた棒切れをロッドへと変えて、
青色のクウガで戦った。水流のような流れる動きで翻弄し、未確認を倒していた。

本体のみとなり、本体は装飾品をはずし槍へと変え、しなやかな筋肉、軽い身のこなしで
青のクウガ同様に流れるような素早い動きで戦っていた。どちらも甲乙つけ難い戦いぶりだった。

両者ある程度距離をとり、しばし沈黙が続いていた。一定の構えのまま両者とも探り合っていた。
その沈黙を切り裂いたのは一発の銃声だった。G3マイルドが現場へと到着し、クウガへと加勢した。
クウガは今だとばかりに高く跳び、全体重をかけて未確認の体を突いた。

倒したかと思われた時、未確認に浮かび上がったクウガの紋章が消えた。インパクトの瞬間に
体を強靭な筋肉を持つ剛力体へと変身を遂げた。もっていた槍もクウガの剣よりも一回り大きい剣になった。
クウガもBTCSへと戻り、アクセラーを抜いた。クウガも紫へと変わり、剣を構える。
同時に剛力体の分身体が四体現れ、三体はG3マイルドへと襲い掛かった。もう一体は本体と一緒にクウガへと迫って行った。

G3マイルドは寸前で攻撃をかわしながらゼロ距離でGM−01を発射して未確認を倒す。

一条がクウガの加勢へと向かい、走り出す。それを待ってましたといわんばかりに再び分身体を作り出す。
分身体の攻撃が当たるかと思われた瞬間、無数の弾丸が分身体と本体へと当たる。 G3−XとV1が到着した。
無数の弾丸に注意を取られた瞬間、クウガの剣が未確認の右腕を貫く。

紋章が浮かび上がった。しかし、未確認はかき消してしまった。そして「分が悪いな…」とつぶやき、
体中から胞子を噴出させて、辺りの視界をゼロにした。視界が良好になった時には、すでに姿はなかった。

212 :名無しより愛をこめて:04/10/14 19:33:13 ID:syg0Sz7I
【同日 17:20 都内某所】
未確認生命体は右腕を押えながら、潜伏先である雑居ビルへと入っていった。

「逃げてきたのか?ならば死、あるのみだぞ。」軍服の男が言い放ち、怪人へと変身する。
「逃げたわけじゃない。まぁ、見てな。俺の力はリントを同士討ちさせる事だけではないんだよ。
 もうすぐ、クウガ等は愕然とするさ。俺の胞子の力を見てな。」右腕を押えながら言う。
「そうか、ならいい。敵に背中を見せないのは我々の掟だからな。」軍服の男は変身をといた。

【同日同刻 港区台場】
四人は暫く現場周辺を捜索し、逃走した未確認を探していた。しかし発見できず、捜索を断念せざるを得なかった。
Gxユニットの三人は現場付近で待機していたトレーラーでそれぞれの強化スーツを脱いだ。

三人が現場へ戻ると、すでに何人かの捜査員が実況検分を行っていた。
「逃げられましたね、一条さん。」五代は一条へと言った。
「あぁ。しかしいずれ、見つかるだろう。」
「じゃあ一条さん。俺は店に帰ります。何かあったらすぐ連絡ください。」
五代はヘルメットを被り、BTCSのエンジンを吹かし、立ち去ろうとしていた。

まさにその時だった。 突然、捜査員から現場の様子を聞かれていた一人が鼻、耳、指先、口内、脚など
全身から血が噴き出てきた。立つ力も無くなって来た様で、力なく倒れこむ。目もうつろになってきた。
「刑事さん助けてくれよ。助けてくれよぉ……けいじ…さ……」力無くうなだれる。事情を聞いていた警官が
駆け寄るが、もう息は無く、徐々に体温が低下し警察官の手の中で冷たくなっていく………

それをきっかけに、目撃者の約四十人の血が一斉に噴き出しはじめ、次々と倒れていく。必死に警察官が
人々に話しかけ、何とか助けようと四苦八苦するが、原因もわからぬ今、どうする事もできなかった。
現場は何十人ものおびただしい程の血で真っ赤に染まっていた。


原因不明の出血、徐々に迫る死の恐怖。恐怖の時間は違うが、五代は旧42号の事件をまた思い出し、
『怒り』『悔しさ』『憎しみ』の心がこみ上げてきて、五代の心に不穏な影を落としていった。

213 :クウガ新説 胎動-11 現代対古代:04/10/14 19:34:33 ID:syg0Sz7I
【同日 17:00 関東医大病院】
一条は今回のライブハウスと港区での事件の被害者の解剖を椿へと頼み、解剖結果を待っていた。
五代とはあの場で別れたが、不安になっていた。あの時、五代は未確認に対する感情から
自然と拳を握っていた。表情もどこかいつもとは違う様子だった。


解剖室から椿がマスクとキャップをはずしながら出てくる。手には解剖結果を記した資料をもっていた。

「どうだった、椿?」一条は椿にたずねる。
「どうもこうも無い。まず最初のライブハウスでの事件は直接的な死因は刺しあった時と
 傷からの出血から来るショック死。刺された傷自体はそんなに深くない。これを見てみろ。」
椿は数枚の資料を取り出した。
「それはな、昨日こっちに搬送された死体の付着していた胞子と血液を榎田に調べてもらったんだ。その結果だ。
 血液中にはその胞子が含まれていた。昨日も言った通り、一種の神経毒が含まれている。
 今必死に科警研でその毒に対するワクチンを作っているそうだが、現代には無い、古代の環境で
 繁殖し易いらしくてな、対抗策は今のところ……無い。」

「では、下手に攻撃を加えると胞子が飛び散って危険だな。」
「それは大丈夫だ。次のページを見てみろ。」 一条は次のページに書かれている内容を黙読した。
「600度以上の熱で死滅するらしい。しかし、人間が600度の熱に触れたら生きて入られないだろう。
 『弱点はあるが、そこを突けない』。それが今最大の悩みの種だそうだ。でも、倒す時に
 お前の武器の火力を挙げれば胞子は消える。五代にも言っとけ。」

「そうだ椿、五代のアマダムは大丈夫なのか?」 「どうしたんだ?一体」
「最近のあいつ、旧42号の時の様にどこか雰囲気がおかしい。そこが心配でな。」
「一週間前にきた時には異常は無かったが?大丈夫だろう。お前が付いてるからな。」
「……椿。俺は本部に戻る。また後でな。」 「あぁ、五代に付いていてやれよ。なるべくな。」

一条と椿は互いにサムズアップをして別れ、それぞれの仕事へと戻っていった。

214 :クウガ新説 胎動-12 不思議な空気:04/10/14 19:35:55 ID:syg0Sz7I
【2006年 2月6日 9:00 長野県・九朗ヶ岳遺跡周辺】
蘭のタトゥーの女はダグバが復活した場所、そしてクウガとダグバが壮絶な戦いを
した九朗ヶ岳遺跡周辺へ付いた。

蘭のタトゥーの女は目を閉じ、九朗ヶ岳の木々や草花と自らの体を同化しはじめた。
ダグバとクウガの血で血を洗う壮絶な戦いを、遺跡周辺に息づいている自然と同調し、
草や木、花から感じ取っていた。そこにはなぜか穏やかな空気が流れていた。


戦いの記憶を感じ取った後、ゆっくりと目を開けた。その途端、さっきの穏やかな空気とは一変して、
殺気と優しさとが混ざり合った妙な空気に包まれていた。

そこへサングラスに黒いコートを纏った男が降りたった。「どうだった。我らが主の様子は。」男へと問う。
「まだ眠ってるよ……静かにな……しかしそれももうすぐ終わる。」
「そうか……ならばなおさらダグバの破片を見つけなければなるまい。」
「そのダグバの様子は感じられたか?」 「いや、感じられない。クウガとの戦いしか感じ取らなかった。」
「じゃあここで戦ったのは間違いなんだな。」 「あぁ。おそらく近くにいるはずだ。」

二人は別々の道へ歩き、『ダグバの破片』なる物を探し始めた。

215 :クウガ新説作者:04/10/14 19:40:00 ID:syg0Sz7I
どうも作者です。今回はこれまで。続きは月曜日に必ず投稿します。


>>アギト外伝作者さん
お言葉、ありがたく頂戴します。
私もアギト外伝の続きを見たいです。
お互いがんばりましょう。

216 :名無しより愛をこめて:04/10/14 20:59:12 ID:UqohJA5e
>じゃあここで戦ったのは間違いなんだな。
これは
>じゃあここで戦ったのは間違いないんだな。」 
の間違いかな?

217 :クウガ新説作者:04/10/14 22:03:07 ID:syg0Sz7I
すいません。その通りです。間違えました。

218 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 00:50:48 ID:MBF6ZYnA
【2007/7/20/15:13 文京区・後楽1丁目付近】


「これだけいれば…撃ち甲斐があるってもんだぜ!!」
「同感!」

 ズガガガガガガガガガガッ!
 ズガガガガガガガガガガッ!
 ダダダダダダダダダダダン!
 ダダダダダダダダダダダン!

 『GXX−05』と『GRX−07』、2つの大型火器を両手に持ち、四方八方に撃ちまくる穐山と宮田。
 東京が誇る某ドーム球場の周辺は、過去に都内の遊園地等数ヶ所で目撃されたミジンコ種怪人『ベ・ミジン・バ』の群れに埋め尽くされていた。
 150体近い『ベ・ミジン・バ』の大群を相手に奮闘する10人の勇者達。
「ハァッ!」
 スライダーモードに変形したマシントルネイダーを操るアギトが、体当たり技『ドラゴン・ブレス』で吹き飛ばし―
「うぉりゃぁ!」
 『タイタンソード』を2刀流で装備したクウガ・タイタンフォームが、次々と斬り捨てる。
「ネット弾発射!」
「GAX−04、シュート!」
 北條の持つ『GGX−02』から放たれる特殊繊維製のネットと、竹内の左腕に装備された『GAX−04』から射出されたアンカーが、十数体を一気に拘束し―
「氷川警部! 一条警部! 今です!!」
「「了解!」」

 ズガガガガガガガガガガッ!
 ズガガガガガガガガガガッ!

 氷川と一条の『GXX−05』が、それらを一気に殲滅する。

219 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 00:52:09 ID:MBF6ZYnA
「ウワォッ!!」
 野獣のような身のこなしで、ギルスが5体を一気に戦闘不能に追い込めば―
「sechs(ゼクス)! sieben(ズィーベン)! acht(アハト)!」 

 ダダダン!

 永瀬は、あのガ●=カタ並の機敏な動きと正確な射撃で、1度に3体を撃ち倒す。
 戦いはクウガ達有利に進み、そして、およそ40分後―
「これで、ラスト!」
 宮田の『GMX−01』が放った弾丸が、最後の1体を撃ち貫き、『ベ・ミジン・バ』の群れは全滅した。
「敵集団の殲滅を確認。これより帰還する」 
 北條の言葉で周囲に安堵感が漂う。今までで最大といっても過言ではない戦いを制したのだから、無理もない。
 だが、戦いはまだ終わってはいなかった。
「パセサザ、ベ・ミジン・バ。ルセゾバグロンバシ(我らは、ベ・ミジン・バ。群れを成す者なり)」
 突然、200体近いベ・ミジン・バの群れが、クウガ達の前方に出現したのだ。まるで瞬間移動でもおこなったかのように…。
「そんなのありかよ!?」
 突然すぎる敵の出現に、思わず突っ込みを入れてしまう宮田。
 勿論、そんな突っ込みに答える事もなく、ミジン達は前進を開始した。
「くそっ!」
 進撃を開始した敵に、穐山は『GXX−05』で攻撃を仕掛けるが―
 
 ズガガガガガッ!………カチッ! カチッ!

 数発、弾が発射された所で、攻撃が止まった。弾切れである。
「弾切れかよ…」
 舌打ちと共に呟く穐山。先程の戦いで、弾丸は殆ど使い果たしていたのだ。
 更にバッテリーの残量も15%を切っており、G5とG3カスタムは文字通り、戦闘不能に陥ろうとしていた。 
「今のままでは、10分動くのがやっとか…」
 マスクの中で、冷や汗を流しながら呟く北條。呟きながらも、現在の状況で最善の策を考える。そして―
「これより、Gトレーラーに帰還。速やかにバッテリーと弾薬の補給を行い、戦列に復帰する!!」
 現状で最善と考えられる指示を下した。

220 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 00:53:14 ID:MBF6ZYnA
 

「一条さん達が戻るまで、俺達だけで頑張りましょう!」
 Gトレーラーへ向かう北條達を背に、アギト達へ声をかけるクウガ。それにしっかりと頷くアギト、ギルス、G3−F。
 4対200、圧倒的戦力差の中、第2ラウンドが開始された。


【同時刻 Gトレーラー内】


 一方、Gトレーラーへと戻った北條達は―
「補給が出来ないって…何故です!?」
 尾室から聞かされた意外な言葉に、驚きを隠せないでいた。
「Gトレーラーのコンピューターに何者かが侵入して、システムの一部を破壊したんだ。そのせいで弾薬・バッテリー保管庫のロックが解除できなくなったんだよ」
 悔しそうに呟く尾室。その背後では、新井が必死の表情でキーボードを操作し、システムの復旧を図っている。
「どの位かかる?」
 尾室ではなく、新井に声をかける北條。新井の返答次第で、これからの行動を考える必要があるからだ。だが―
「正直言って、かなり酷いです。システムの再構築が必要な部分もありますから、どんなに急いでも30分…いえ、20分はかかります」
 新井の返答は最悪といってよい物だった。北條は舌打ちをしつつも、今出来る最善の事を実行する覚悟を決めた。
「皆、力を貸せ…保管庫をこじ開けるぞ」

221 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 00:57:26 ID:MBF6ZYnA
【同時刻 都内某所・有名ホテル】


「これで、リントの戦士達の動きは封じました」
 パソコンの画面を見ながら、笑みを浮かべる8人のゴ・ジャーザ・ギ。
 そう、Gトレーラーのコンピューターに侵入し、システムを破壊したのは彼女達だったのだ。
「お見事、上の上ですね」
 満足げな顔でジャーザ達に言葉を書けるオーディン。そして誰に言うでもなく彼は呟く。
「『ベ』の者達ではクウガ達に太刀打ちできない。だが、それは単体での話。圧倒的多数と戦えば、如何にクウガ達でも疲弊し、いつかは倒れる…さあ、貴方の言う『援護』とやらの正体、見極めさせてもらいますよ」
 その呟きは、今はこの場にいないあの青年に向けて発せられた物のように感じられた。

222 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 00:59:31 ID:MBF6ZYnA
【同時刻 文京区・後楽1丁目付近】


「はぁっ!」
 バーニングフォームに変身したアギトが、その燃える拳を振るう度に、1体、また1体と吹き飛ぶベ・ミジン・バ。
「ウワォッ!!」
 エクシートギルスの背中から放たれる触手『ギルススティンガー』が、7〜8体を一気に刺し貫く。
「喰らえ!」

 ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

 G3−Fの専用装備の1つである重機関銃『GHMX−11』。
 それから大音響と共に放たれる大口径の弾丸が、周囲に群がる十数体を一気に蜂の巣にする。
「うぉりゃぁ!」
 『タイタンソード』を2刀流で装備したクウガ・タイタンフォームが、一気に6体を斬り捨てる。
 200体近くいたベ・ミジン・バの群れも、4人の奮戦によりあと僅かになっていた。だが―
「パセサザ、ベ・ミジン・バ。ルセゾバグロンバシ(我らは、ベ・ミジン・バ。群れを成す者なり)」
 その声と共に、再び200体近いベ・ミジン・バの群れが、クウガ達の前方に出現したのだ。
「これではきりが無い…」
 『GHMX−11』を撃ちながら、呟く氷川。
 敵集団、個々の能力は大した事はないが、倒しても倒しても現れるこの数が問題だった。
「このままでは、こちらの体力が限界に達した時に押し切られる…」
 そんな思いが、氷川の脳裏を過ぎったその時、奇跡は起きた。

 ダダダン!

 突如、別方向より放たれた弾丸が、ミジン3体を撃ち倒す。
「α小隊が戻ってきた?」
 銃撃の方向に視線を送る4人。次の瞬間、アギト、ギルス、G3−Fは驚愕の声をあげる事となる。

223 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 01:02:46 ID:MBF6ZYnA
「「「あれは…まさか!?」」」
 そこには2人の戦士がいた。
 1人は鋼の戦士。黒と銀のボディに青い目。G3−Xをも凌ぐ力を持つその名はG4!
 そして、もう1人。異形の姿に限りなき力を秘めた戦士、その名はアナザーアギト!
 2人の戦士は、周囲のミジン達を蹴散らし、クウガ達へ合流した。
「き、木野さん…ど、どうし―
「話は後だ。まずはこいつらを片付けるぞ」
 アギトの言葉を遮り、構えるアナザーアギト。そのまま戦闘が再開された。


 戦闘は文字通り一方的だった。
 アナザーアギトとG4を加えたクウガ達は勢いを増し、次々とミジン達を撃破していく。
 そして、何とか補給を完了したα小隊とG3カスタムが現場に戻ってきた時、ミジンの大群は全滅していた。

224 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 01:11:14 ID:MBF6ZYnA
【2007/7/20/17:00 都内某所・有名ホテル】

「なるほど、あの2人が貴方の言う『援護』ですか…バルバ、『ゴ』の者達に数日中に『儀式』を行う…そう伝えなさい」
 満面の笑みを浮かべ、バルバに指示を送るオーディン。
 果たして『儀式』とはなんなのか。今、物語は終焉に向けて加速しようとしていた。



 第6話完   次回『限りない進化の力』近日公開

225 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/10/17 01:13:19 ID:MBF6ZYnA
何とか、第6話が完成しました…。
今回は煮詰まり方が半端ではなく、何とか形になったこれも、お世辞にも良い出来とは言えません

何とか、次回は名誉挽回の為にも頑張りたいので、よろしくお願いします

226 :名無しより愛をこめて:04/10/17 11:01:55 ID:P6YXfbyy
>>アギト外伝作者
いやいや。いつも面白いですよ!
G4とアナザーアギトが出てきたのはビックリですが、たしか謎の青年が話しかけたのがこの二人ってことですね。
これからも楽しみにしてます!

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