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【復活!】ライダー共闘SSスレその7【戦え】

1 :名無しより愛をこめて:04/08/11 13:53 ID:8RoGjWR1

仮面ライダー作品の世界観のアナザーストーリーはもちろん、
時代も世代も違う作品群の夢の競演からオリジナルライダーまで
自由度の高いSSを職人さんに発表してもらうスレです
age,sage自由、批評は良いが煽りをしてはいけないよ

読者の方も感想、激励等どんどんカキコして行きましょう
職人さんもぜひよろしく

※投稿増やす為、小説・ノベル、オリジナル、
他作品とのクロスオーバーも前向きに検討していきましょう


バックナンバーはこちら↓
ログ庫 
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/9133/rider/index.html
避難所 
http://jbbs.shitaraba.com/movie/3028/saidestory.html


515 :名無しより愛をこめて:04/09/17 18:58:48 ID:PUv7Mxhz
新作掲載ラッシュage

516 :アイキャッチ ◆r33gKGW/KA :04/09/17 22:05:07 ID:YCPa6Eu9
>514
えっと、『中屋敷モーターズ』ってのは劇中の『都洋自動車』とは別の店ですよね?
ついうっかり『おふくろさん』が出るまで普通に流す所でしたw

後、レストランでワインを飲むオーディーン……シリアスなのにギャグですなw

517 :250:04/09/17 22:50:39 ID:9Tg0vK2p
SS職人の皆様、乙です。
514迄UPしました。
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend/7827/777.html

518 :名無しより愛をこめて:04/09/17 23:10:13 ID:PUv7Mxhz
>>516さん
中屋敷モータースと都洋自動車は、同じ店です

アギトの過去にクウガは存在しない(未確認生命体4号は存在)という公式設定なので、アギト外伝では、アギトの過去にクウガが存在する独自の歴史を設定(実は年表も作っています)。

その影響で、特にアギトに登場した人物や地名などに若干の違いが存在します。
警視庁の上層部が更に無能になっていたりするのはその為です。
決して、私が都洋自動車の事を忘れていた訳ではありません(爆

519 :名無しより愛をこめて:04/09/18 00:01:18 ID:LeJgV7TK
>>518
って事は、警視総監は・・・




あ の お 方 で は な い ん で す か ? w

520 :アギト外伝作者 ◆aG3gqUWFnw :04/09/18 12:07:34 ID:Qju8MC9s
>>519さん

警視総監はあのお方ですよ。
















でも、今は訳あって一時的に一線を退かれています。
あくまでも一時的にです。
その詳細は、アギト外伝第5話で明らかにする予定です

521 :名無しより愛をこめて:04/09/18 18:23:33 ID:SfkmGLRy
>>アギト外伝作者様
年表つくってるなんてすごいね

俺なんかいつも単なる勢いだけで書いてますw

522 :アイキャッチ ◆r33gKGW/KA :04/09/18 21:27:21 ID:GvyOvUL2
>518
って事は、おやっさんの本名は三影では無いのですか……?とらさんでは無いのですか……ちぇ。

……ああ、『すごれき』スレとカブってごっちゃになるなぁ。

523 :仮面ライダー555・ロストライダー プロローグ:04/09/18 22:46:49 ID:VonxmFLB
−東京都内某所。時刻は夜の10時を回っていた。
「うわぁぁぁぁぁ?」
響き渡る悲鳴。今夜もまた、罪無き人々がオルフェノクの餌食となっていた。
「くっくっく・・・」
薄ら笑いさえ浮かべ、新たな獲物を求める三体のオルフェノク。そこへ、一人の青年が立ちはだかる。
「オルフェノク三匹、発見。今夜は大漁だ」
「・・・誰だ?」
青年は一本のベルトを腰に巻き、携帯電話らしき物を取り出す。コード『1・1・1』を入力し、ベルト中央部に挿入。
「変身!」
『スタンディング バイ』『コンプリード』
青年の体を光のラインが走り、あっという間に全身が漆黒のスーツに覆われる。あれがうわさのベルトの戦士なのか?動揺するオルフェノク達。
「どうした、かかって来ないのか?それともオルフェノクって奴は、自分より弱い奴しか襲えないのか?あの時・・・春奈を殺した時のように!」
その一言に挑発され、三体のオルフェノクは雄たけびを上げつつ一斉に襲い掛かった。
『うおおおおおおおお!』
「・・・ふん」
対する彼は右手にメリケンサックのような武器を装備し、ベルト中央のエンターキーを押す。
『イクシードチャージ』

・・・戦いは終わった。一方的に。
「クズ共が!消えろ!消えろ!消えろ!」
地面に残ったオルフェノクの残骸を何度も何度も踏み付け、彼は吐き捨てるように叫んでいた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ようやく頭の冷えた彼は変身を解くと、空を見上げてこうつぶやいた。

「待っていろ、乾巧・・・もうすぐ俺が行く」

彼の名は佐倉拓海(さくら たくみ)。またの名を仮面ライダーΑ(アルファ)。
忘れられたもう一つのベルト。

524 :523:04/09/18 22:51:03 ID:nd0Betwj
初心者ゆえのお目汚し、失礼します。
自分も何か話を書いてみたくなり、一番好きな555の世界を選んだわけですが・・・やっぱ凄いですねみなさん。
とりあえず、このまま続きを書きたいものです。

525 :名無しより愛をこめて:04/09/18 23:16:46 ID:CTVxdZ5P
>>524
555新作キター
クウガ・アギト系がいろいろ頑張ってるので555にも期待してる

このスレ何気にギャレンも人気あるみたいだね

526 :名無しより愛をこめて:04/09/19 00:16:36 ID:SOyswgF1
>>524
555だぁ。本編も楽しみにしますよ〜

>>525
そうそう。
何気に登場回数多いよねw
主役の話もあるぐらいだし。

527 :仮面ライダー銃:04/09/19 02:49:51 ID:SvIaO3Nu

仮面ライダーギャレン 銃 第四話『人類基盤史研究所』

「今月だけでもうこれで三体目…アンデッドの活動はどんどん活性化している
 所長…一体アンデッドとはなんなんです?」
「それは今私たちが全力をもって研究している…橘、お前はアンデッドの封印に
 全力を注いでくれればいい。」

東京近郊に位置する研究機関『人類基盤史研究所』、表向きには人類の起源の
研究を行う研究所だが『アンデッド』と呼ばれる存在を打ち倒しそして
封印する者『仮面ライダー』を有する戦闘機関としての裏の顔も持つ。

その人類基盤史研究所の最高責任者である所長、烏丸のいる所長室に
アンデッド封印後、休む間も無く現れた橘は常々考えていた疑問を口にした
けれど満足のいく回答は得られなかった、しかし橘はこちらが本題だと
言わんばかりに烏丸に詰め寄った。

528 :第四話:04/09/19 02:51:29 ID:SvIaO3Nu

「俺がアンデッドと闘っている時に剣崎を急ぐ様に急かしたそうですね」
「それは…万が一の事を考えてだな…」
「あんたが信用出来なかったのは俺の力か…それともギャレンの力か?」
「何が言いたい…橘」

デスクを挟んで対峙する両者に広がる緊張、それが極限まで高まる寸前
それを裂くかのように声が割って入る。

「ウェーっす戦闘の事後報告に来…まし…た?」

所長室に広がる緊張感に眉をひそめる剣崎、第三者の乱入に機を逸したと
感じた橘はバットアンデッドを封印したカードを所長のデスクに置くと
きびすを返し、出口へと向かうが。

529 :『人類基盤史研究所』:04/09/19 02:54:27 ID:SvIaO3Nu

「剣崎、お前はどうしてライダーになった?」

部屋を出る直前、剣崎の方に振り返りそんな質問を口にする。

「ライダーになった理由ですか…仕事、って言うと見も蓋もないですよね
 えーと人類の平和を守る為…とかじゃ…駄目ですか?」
「ふっ、せいぜいその純真さを誰かに利用されないようにするんだな」

剣崎ではなく烏丸を見ながらそう口にした橘はそのまま部屋を後にした。

               第四話 『人類基盤史研究所』 終 第五話に続く

530 :仮面ライダー青龍・ストーリー:04/09/19 10:20:07 ID:TtWtqdB4

「きゃあああ!!!」
響き渡る子供たちの声。逃げていった。
しかし一人の女の子が転んで逃げ遅れてしまったのであった。
その女の子に容赦なく近づいてくる異形ななにかはその蜘蛛みたいな口から
糸を放出した。だがその糸は幸い彼女の上を通って建物の壁に当たり、
その壁は溶けてしまっていた。蜘蛛男はさらにもう一度糸を吐き出し、
彼女を仕留めようとする。今度は逃げられない。確実にやられると思った
その時これまた謎の二つの影が飛び込んできて蜘蛛の糸を弾き飛ばし、
一人が女の子に駆け寄って口を開いた。
「大丈夫か?」
「うっうん・・・」
「早く逃げるんだ!」
「はいっ!」
そして彼女が逃げたのを確認するともう一人の男に頷きかけた。
その合図にその男はまた頷いて返すと男の腰に謎の中央が青い宝石みたいな
形のベルトが出てきた。そして彼はこう叫んだ。
「変身!」
するとベルトからまばゆいばかりの青い光が彼の体を包み、
そしてその光がやむと彼は人間の姿とは違った姿になっていた。
鋭そうな二本の角、人間より一回りぐらいは大きい目、全身は青く、
いかにも神話に出てくるドラゴンみたいな感じであった。
蜘蛛男は驚きこう叫んだ。
「貴様は青龍ではないか?何故わしの邪魔をするのだ?裏切る気か?」
「俺は元からそっちについた覚えはない!人間を殺し世界を征服しようと
する奴は俺の敵といっただろう!」
「ならばしかたがない・・・貴様を殺し聖石を引きずり出す!」
「俺は貴様らに改造されたこの体を・・・もう人間には戻れなくなってしまった
この体をつかって貴様らを滅ぼしてやる!」
「ほざけ青龍!」
「青龍?違うな・・・ 俺は仮面ライダー。仮面ライダー青龍だ!」

531 :仮面ライダー青龍・ストーリー作者:04/09/19 10:23:48 ID:TtWtqdB4
すいません!ご挨拶代わりにこんなヘボ小説をおくらさせていただきました。
どうも小説初心者ですのでその練習作が今回の仮面ライダー青龍です。
続くか微妙ですがどうか見てやってくださいお願いします。

532 :ライダー共闘・悪の変奏曲 序章:04/09/19 14:49:23 ID:hKXrN8T/
 押し寄せる怪人軍団。その後方で……

「バーストフィンガー!」「神崎風塵流・胡蝶の舞――斬」打ちのめされ、蹴散らされる怪人たち。

「な、何事が……何だとっ!?」現場に駆けつけたヒルカメレオンが驚愕する。なぜなら、怪人たちを倒しているのもまた怪人――
――しかも、ショッカー大幹部たる狼男(金)とイカデビル……
「何故……イヤ、貴様ら、その腰につけているのは……」そう、狼男の腰にあるのは仮面ライダーV3のダブルタイフーン、イカデビルのそれは仮面ライダースーパー1のサイクロード……

「今までの組織はもはや古き遺物」「これからは、私達の新しい組織が世界を征服する」『だから、粛清する』武術系の構えを取る狼男とナギナタを振るうイカデビルがそう宣告する。

「うぉのれぃっ!!者ども、あの裏切り者を始末しろ!!!」『ギィ――!!』飛び掛る怪人軍団。左右に散って迎え撃つ二人。

「この黄金狼が絶技を受けてたっていられたら幹部会人並みだよ……!」後ずさりながら怪人軍団の猛攻を捌く狼男、いや黄金狼。
 だが、ただ受け流しているだけではない。その証に、彼らの取る軌道が螺旋を描いて収束し――
『飛竜昇天破!!』その、天高く突き上げられた拳が竜巻を生み、怪人たちを吹き飛ばす――

「この白骨海魔、ここでは死なないから……」愛用のナギナタを振るい、敵を切り裂くイカデビルこと白骨海魔(しかも女)。
「幻想舞踏――」その容赦ない斬撃が次々と敵の急所を貫き、切り裂く――

533 :アイキャッチ ◆r33gKGW/KA :04/09/19 14:53:27 ID:hKXrN8T/
>532
と言うことで、やってみました。『オリジナルライダーは使わない』というルールの盲点を突いたオリジナル怪人二人の活躍はまた別の機会に……
白骨「でも、シャア板で……」アレはまた別のキャラだからいいの(ゾルダがこないよう警戒しつつ)。

534 :名無しより愛をこめて:04/09/19 15:34:10 ID:CI1uCTYB
>>522
なるほど,警視総監があの方ってのは考えたんですけどバイク屋のおやっさんが三影とは。それもみたいです。

535 :ラグナ ◆rAguena3AA :04/09/19 23:26:38 ID:Z2W03Q6X
今まで避難所で書いてましたが、念願のトリップも届き
来週から本スレで書かせてもらいます。
オリジナルライダーで、仮面ライダー・ラグナrAguenaです。
お暇があったら、避難所のプロローグと設定だけでも読んでみてくださいね。


536 :名無しより愛をこめて:04/09/20 00:04:26 ID:XIUO7f6W
新規の方も増えて嬉しい限りです、みなさん頑張ってくださいね

次スレが気になりますが移行もスムーズにいくといいですね
<気が早いのかもしれませんが、誘導だけはしっかりやっときたいので
私は8スレ冒頭用のライダー共闘SS書いて準備してますw

ブレイドのKフォームはTVと同時解禁、
グレイブ、ラルク、ランスは10月解禁でいいですかね?

537 :名無しより愛をこめて:04/09/20 00:15:13 ID:2ikF6bdW
ちょっと質問
ここと避難所って、1回のレスの字数上限とか違うんでしょうか?
みなさんどう使い分けているんでしょうか?
作品ごとにまとめてあるから、そういう意味では向こうの方が書きやすいのかな・・・

538 :名無しより愛をこめて:04/09/20 00:39:21 ID:XIUO7f6W
>>537
避難所管理人ですが、一応『本文の文字数制限4096』となっております
そんなに書けたか?という気がしなくもないんですがw
一度に投稿出来る文字容量はこちらよりはかなり多めです

避難所はまとめて読めますが、人々への露出という点ではここに遥かに及びません
最近はまとめてくださる方もいるので、無理して避難所載せなくてもいいかもしれません
設定とか細かく書きたい方は併用されるといいでしょう

こんな感じです

539 :ラグナ ◆rAguena3AA :04/09/20 00:43:40 ID:F5z2DCtK

混じらない分、避難所は書きやすいですね。
ただ、評価、感想をいただけないのでさびしいかなw
良かったら、批評くださいw

540 :アイキャッチ ◆r33gKGW/KA :04/09/20 21:45:42 ID:bZOU/+4b
>534
あ、バイク屋のおやっさんがタイガーロイドってのは僕の考えた事じゃないです。
古参の人はご存知だと思いますが、このスレのはしりにあたる『中屋敷のおやっさんに2000の技が』スレに連載されたストーリーです。

541 :クウガ新説 壊滅-05 バイク完成:04/09/20 22:44:12 ID:c8YmgNZG
【同日 11:00 科警研】
五代と一条は科警研に着いた。そこには一人の男が立っていた。
「一条さんと五代さんですね、小沢さんから話は聞いています。」
二人をバイクの所へ案内していた。

二人はとある研究室へついた。研究室の扉が開く。そこには二人になじみのある人物が立っていた。

「あれ、榎田さんですか?」
「あら五代君も来たの?BTCSは科警研が作ることになってたからね。
 結構大変だったわよ〜一週間で完成させるのは。」
「息子さん、いいんですか?」
「うん、君が0号を倒してからは何日も泊り込みって事がなくなったからね。
 おかげさまで何とか時間を作れるようになったから。それより君のほうは大丈夫なの?また戦って体に変化はない?」
「うーん、椿さんは『なんともない』って言ってましたんで、多分大丈夫ですよ。」

五代はサムズアップに笑顔という、自分のトレードマークで答えた。
「変わらないわね、君は。」榎田はしみじみといった。

「榎田さん、そろそろ本題に入りましょう。」一条の発言で一気に空気が緊迫した。
「……これが新しいBTCSよ。」被せられていたシートをはずした。
「これが……ってあんまり変わってないですね。」
「基本は五年前と同じよ。ただ、五年前とは違って新しい装備をいくつか付けてみたの。
 緑の時用にGM−01、バイクに乗りながらでも紫の剣を使えるようにもう一本
 トライアクセラーを積んであるから。乗ってみる?」
「いいんですか!?」 「いいわよ。はい、トライアクセラー。それとヘルメットも用意したから。」

榎田はBTCSの起動キーであるトライアクセラーとヘルメットを渡した。
五代は早速トライアクセラーを差し込み、パスワードを入力した。
エンジンを吹かし、五年前の感触を思い出していた。

「五代、俺は一度本部に戻る。暫くしたら俺のところへきてくれ。」
「はい。わかりました。」 五代はヘルメットを被り、走り出した。

542 :クウガ新説 壊滅-06 未確認の対立:04/09/20 22:45:36 ID:c8YmgNZG
【同日13:00 都内某所】
未確認生命体は潜む場所を変えていた。廃工場から都市開発の途中で
計画を断念した大型ビルの1フロアに固まっていた。

そこへ一人の男が入ってきた。
「疲れるねぇ〜人間に混ざるのは。」
「どうした?ゲゲルを始めるんじゃなかったのか?」
「俺には俺のやり方があるの。少しは黙ってろ。」
「いつまで待てばいいんだよ?前のゲゲルでもそうやってタラタラタラタラやりやがってよぉ。」
「聞こえなかったか?『黙ってろ』って言ってんだよ。」
「なんだと?!」

次第に二人は近づき、怪人の姿になり今にも戦いを始めようとしていた。

「お前たち、いい加減にしろ。」軍服を着た未確認が二人を制した。

「確かにお前はゲゲルをすぐ始めようとはしない。だがそれがどうした?
 戦いのタイミングは個人に任せているはずだ。違うか?」
「でもなぁ、こいつのせいで俺だけ前のゲゲルは出来なかったんだぞ?
 暴れ足りねぇんだよ。ジッとしてると体がうずくんだよ。
 
今回だけは我慢してやるよ。てめぇの顔に免じてなぁ。」

そういい残すと舌打ちをしてその場を立ち去った。

「あいつが持つのはおそらく一日が限界だろう。お前も早くゲゲルを開始しろ。」
「しかたねぇなぁ。始めてやるか。」

台風が過ぎ去った後のようにそこは静寂を取り戻していた。

543 :クウガ新説 壊滅-07 捜査本部のひと時:04/09/20 22:48:31 ID:c8YmgNZG
【同日13:10 警視庁・捜査本部】
ここ一週間、未確認生命体が事件を残さなかったことを受け、
捜査本部では今までの対応や捜査方法などを見直していた。

「やはり今回も厳しくなるんでしょうね、氷川さん。」
「えぇ、そうですね。北條さん。」
「しかし不安ですね、なぜ一週間も事件を起こさないんでしょうか?」
「あれだけ警察にもダメージを与えておきながら、なぜここで行動を行わないのか?
 アンノウンの時の様に手法を変えてくるのかもしれませんね。」
「何とかして今のうちに体制を整えなければなりませんね。」

「氷川さ〜ん、ここにいたんですか。」そこへ尾室がやってきた。西川の結果を知らせるために。

「氷川さんに北條さん、見てくださいよこの結果。」
「……すごいですね、これは。氷川さん、あなたより優れているじゃないですか?」
「……確かにそうですね。尾室さん、小沢さんは何か言ってましたか?」
「小沢さんも『すごい』というばかりで。」

「尾室さん、ところでこの『西川』という男は今までどこにいたんですか?」北條がふと呟く。
「宮城県警から捜査本部発足時に召集された人員です。年齢は26歳で警部補だそうです。
 県内で幾つもの事件を解決してきたそうです。」
「これで戦力アップは間違いないですね。」

そこへ一条が帰ってきた。
「皆さん、どうしたんですか?おそろいで。」
「えぇ、これを見てください。」そういって結果の書かれた紙を渡した。

そこでまた西川の話題に移った。

暫くG5の装着員のことで話していると、本部長から会議を始めることを告げられた。

その場にはまた緊迫した雰囲気が漂っていた。

544 :クウガ新説 壊滅-08 進展のない会議:04/09/20 22:52:56 ID:c8YmgNZG
【同日15:00 警視庁・捜査本部】
約一時間に及ぶ会議が終了した。といっても、これといった進展はなかった。
本部長からは『対策をさらに強化せよ』との事だ。

「はぁ〜」思わず氷川の口から溜息が漏れる。
「どうしたんです?珍しいですね、氷川さんが溜息なんて。」北條が言った。
「そんな事知る必要は無いと思いますよ?我々の仕事は奴等を倒し、平和を守ることです。」
「そうですか……」
氷川は浮かない表情のまま答えた。

【同日18:40 警視庁・廊下】
一条は会議終了後、桜子に連絡を取っていた。調査に何かわかった事はないか、気になっていたからであった。
そして、現段階での未確認生命体の調査結果を知らせるためでもあった。やはりこちらも進展はなく、桜子の解析は行き詰っていた。

一条は電話を切った。と、そこには西川の姿が。
「一条さん、電話の相手誰ですか?恋人?」
「いや、彼女はそういう人じゃない。未確認…」

その時警視庁内に警報が轟いた。
『江東区に未確認生命体が出現した模様。すでに被害者が出ています。
 G5ユニットならびに捜査本部の者は直ちに現場へ急行してください。』

「西川、G5ユニット出動のようだ。急いでGトレーラーに向かえ!」
「了解!」西川はGトレーラーの方向に走り出した。

一条は無線機を使って、五代のBTCSに連絡を取った。
「五代、江東区に未確認が出現した。すでにG5は出動した。
 俺もすぐ現場に向かう。お前も急いでくれ。」
『分かりました。』  一条は連絡が終わると、すぐさま現場に向かった。


545 :クウガ新説作者:04/09/20 22:59:43 ID:c8YmgNZG
どうも作者です。最近新しい連載等で盛り上がってるみたいですね。
次はまた3〜4日後、スレの容量の状態で決めます。多分次スレになるかな?

実はこれが終わったらブレイドの一話以前の話かブレイドと他のライダーの話でも
書いてみようかなって思ってます。

546 :名無しより愛をこめて:04/09/20 23:25:31 ID:nQsHChLo
540

547 :名無しより愛をこめて:04/09/21 00:43:27 ID:PzJOExbE
>>539
ここは評価・批難が出にくい感があります
その代わり、煽り・荒らしもなく、
SSの自由度が高くても、ある程度容認してくれます

評価・批判を望むのであれば、
避難所に掲載したのをこのスレで評価をお願いするというのもありですよ
【名作】オリジナルヒーロー【駄作】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1084183148/l50
<こちらも次スレ立つ直前みたいですが
手厳しいかもしれませんが、真面目に意見してくれますよ


548 :名無しより愛をこめて:04/09/21 00:49:29 ID:PzJOExbE
電車の中で今日思いついたネタ

・Gユニットに助っ人として派遣されるロボット刑事K
・ライダーとミクロイドSの共闘
・広瀬パパがつくったトライアルDが実はキカイダーだった
・組織と癒着しまくる警視総監が実は本郷猛の双子の兄弟だった

ここはお前の日記(ry AA(ry

549 :名無しより愛をこめて:04/09/21 02:19:31 ID:0o8IbwfW
すみませんが,『中屋敷のおやっさんに2000の技が』スレってどこにあるんですか?
ログ庫のいちばん古いスレみたらその話がでてたんですけど,リンクはってなかったんでみつかりませんでした。
『中屋敷のおやっさんに2000の技が』でぐぐっても出てこないので,知ってる人は教えて欲しいです。
ログ庫の一番古いスレ見てたらかなりいいSSのみたいですので,読んでみたいです。

550 :250:04/09/21 08:48:39 ID:94syVEy3
545迄UPしました。
尚、勝手ながら短いものは(SS一発)にまとめさせてもらいました。

551 :名無しより愛をこめて:04/09/21 09:32:22 ID:KtBFV15U
>>547
新スレが立った模様です
【名作】オリジナルヒーロー第二話【駄作】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1095726168/l50

552 :名無しより愛をこめて:04/09/21 11:05:45 ID:KtBFV15U
そろそろ次スレ立てちゃってもいい?

553 :名無しより愛をこめて:04/09/21 11:59:18 ID:KtBFV15U
ちょっと早かったかもしれないが、次スレ立てさせて頂きました

【果てしなき】ライダー共闘SSスレその8【戦い】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1095734941/l50

職人のみなさま順次移動をお願い致します
こちらは適当に埋めていきましょう
<誘導が完了するまではこのスレは埋めてきらない方がよいかな?


554 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/22 19:17:57 ID:A67HIGwu

「やっぱ、あたしって名探偵じゃんっ!」
自称ハンペンと名乗った少女は弾んだ小声でそう言うと、ガッツポーズをとった。
行方不明になった学校の友人達の捜索をひとりで行っていた甲斐あってか、
彼女はついに友人達をさらっていった犯人と思われる者達のアジトを突き止めたのだ。
と言っても、彼女が池袋西口公園をウロついていた時、偶然に怪しい集団を見かけ、
原付バイクでその後を追いかけて来ただけの事なのだが。
とはいえ、彼女は行方不明になった友人達への手掛かりに一歩大きく近づいたのは間違い無かった。

埠頭の今は使われていない空き倉庫。後をつけて来た怪しい集団は確かにその中へと入って行った。
少女はおそるおそるその倉庫へと近づき、割れている窓ガラスの隙間から中の様子を窺った。
こういう時、恐怖心よりも好奇心が勝ってしまう、それがまた彼女の性質(たち)でもあったようだ。

暗くてよく中は見えないが、倉庫の中には、何か大きな影が幾つも並んでいる。
少女はよく目を凝らして見るが、よくわからない。
次第に闇に目が慣れてくると「ひぃっ」と彼女は思わず短い悲鳴を上げた。
倉庫の暗闇の中に彼女が見た光景。それは、何か糸のようなもので体をがんじ搦めにされ、
身動きを取る事も出来ず、まるで蓑虫のように天井からぶら下げられている彼女の友人達の姿であった。
好奇心旺盛である少女もさすがに身を震わせて後ずさりをする。
その彼女の背後に忍び寄る影。

「お譲ちゃん、覗きはいけないな」少女は体をビクッとさせ振り返る。
そして次の瞬間彼女は大きな悲鳴を上げる「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
そこには三つの眼を持ち、角を生やし、毛に覆われた化け物の顔があった。
目の前に、間近に化け物の顔がある、
そのあまりの怖ろしさに少女は気を失い、泡を噴いて倒れる。
全身から力が抜け、崩れ落ちそうになる少女を、
その化け物は背から生える数本の腕でしっかりと抱きかかえた。
少女を抱きかかえた蜘蛛男は闇の中へと消えて行く。


555 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/22 20:02:55 ID:A67HIGwu

少女が再び目を覚ました時、彼女もまた身動きが取れない状態で天井からぶらさげられていた。
周囲の様子を窺う彼女。その目に飛び込んで来るのは、自分と同様に吊り下げられた友人達。
倉庫の中に、天井や壁に張り巡らされた幾つもの巨大な蜘蛛の巣。
少女にとっては信じられないような光景であったが、
その巨大な蜘蛛の巣には、人の姿をした蜘蛛の化け物が張り付いていた。
しかもそれは一体や二体ではない、少女の目に映る者達だけでも5体。
さらに少女は天井の闇の中からも、誰かに見られているという視線を感じていた。
あの気持ちの悪い3つ目の化け物が闇の中から自分達を見つめているのだろう。
闇に隠れその姿を見せない者達も入れれば、おそらくはその数はもっとはるかに多い。

少女は怖ろしさに震える自分を奮い立たせるかのように、ワザと悪態をついてみせた。
「一体あたし達をどうしようっていうのよっ!?」
本当はそんな事は聞かなくても容易に想像はついた。
蜘蛛の習性を考えれば、それは当然の事でもある。蜘蛛の巣にかかった獲物は、彼等の餌になるだけ。
だがこの人型の蜘蛛は、巣で獲物を待つだけでは物足りず、
自らが獲物を狩りにまで出掛けてしまうのだ、何ともアクティブな蜘蛛である。


556 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/22 20:03:34 ID:A67HIGwu

「随分と威勢がいいなぁ」蜘蛛男の一人は笑い声を上げた。
「俺達の事を知りたがっていたようだから、案内してやったんだっ」
「礼を言われたって言いぐらいだっ」何人もの蜘蛛男達の笑い声が、暗い倉庫の中に響き渡りこだまする。
「ふざけんなよっ!あたしは蜘蛛が大嫌いなんだっ」少女は懸命に虚勢を張る。
本当はそれどころではなかったが、ただ何かを喋っていないと気が狂いそうになるからだ。
「それは面白いなっ」蜘蛛男は笑い続ける。
「辺りをもっとよく見てみろっ」蜘蛛男の言葉に少女は再び周囲を凝視すると、
床にも壁にもびっしりと蜘蛛の子が蠢いていた。それは床と壁だけでは無かった。
蜘蛛の糸で縛られ身動きが取れない彼女の体の周りにも、
びっしりと蜘蛛の子が這いずりまわっているではないか。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!!」しかもその蜘蛛の子はの群れは、徐々に彼女の顔へと向かって進んで来る。
彼女は本当に蜘蛛が嫌いらしく、顔を引きつらせて泣き叫んだ。
暗い倉庫の中に蜘蛛男達の笑い声が響き渡りこだまする。
「ついでだ、まずはお前からいただくとするか」蜘蛛男達の一体がそう言い、蜘蛛の糸で天井から降りてくる。
逆さ吊りの状態で少女に襲い掛かる蜘蛛男。


557 ::04/09/22 20:04:59 ID:A67HIGwu
久々に続きを書いたら全然ノリが違う話になっていたw
続きはまた夜中にでも

558 :名無しより愛をこめて:04/09/23 00:04:34 ID:+pWIyFgU

何処からか聞こてくるギターの音色。
情感に溢れ、どこか物悲しいような、聞いているとせつなくなるようなメロディ。
少女はそのギターの音色に聞き覚えがあった「このギターはっ??」
彼女はそのギターの音色に気を引かれた、その恐怖すらも忘れて。

「誰だっ!?」蜘蛛男達はギター音の主を探す。
暗い闇に覆われた倉庫の中に鳴り続けるギター音。
「あそこだっ!!」蜘蛛男のひとりが指差すその先には、ジローの姿があった。

吹き抜けとなっている倉庫の2階通路に立ち、目を閉じ、ギターを抱え弾き語るジロー。
「ジローっ!?」少女は思わず声をあげて彼の名を叫んだ。
そうだ、この音色は公園であった不思議な青年・ジローのもの間違い無い。

「女の子を苛めて喜ぶってのは、どうなのかな?」
ジローはそこではじめて閉じていた目を開いた。だがギターを弾くその指は止まる事は無い。
そのジローの声はこのような状況下でも優しい印象を少女に与えた。

「なんだっ、お前は?」蜘蛛男達がざわめく。
ジローは軽く飛び上がり、通路の鉄柵の上に立つと、
下を一瞥すると、そのまま下へと飛び降り、ダイブした。
高さ7,8メートル近くはあろうかという高さから飛び降りたにも関わらず、
ギターを弾いたまま平然と着地するジロー。


559 :↑ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 00:06:24 ID:+pWIyFgU
タイトル入れ忘れた

560 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 00:24:05 ID:+pWIyFgU

「貴様っ!人間ではないのかっ!?」蜘蛛男達のその声よりも早く、
ジローは着地するや否や、ギターのネックを握り直す。
そこでジローのギターがはじめてその音を止めた。
次の瞬間、ジローのギターは全く別の音色を奏でる。
倉庫の中に響き渡るマシンガンの銃声。
ジローが手にするギターがマシンガンとなって、少女に襲い掛かる蜘蛛の子を吹き飛ばした。
もちろん少女に傷ひとつつける事も無しに。
少女は目を見開いて驚いた。
ジローの手により美しい音を生み出していたギターが、
突如としてけたたましい音で銃弾を放つマシンガンと化したのだから。

少女に襲い掛かろうとしていた蜘蛛男の一体が、
ジローに向け、その口から蜘蛛の糸を吐き出す。
これを事前に察知していたジローは、跳躍し宙を舞い、
ひねり回転しながら、放物線状の弧を描き、その蜘蛛男にキックを喰らわせる。
ジローのキックで吹き飛ばされる蜘蛛男。

ジローはその隙に糸でがんじ絡めにされた少女を助け出す。
少女がいくら必死になってもビクともしなかった蜘蛛の糸が、
ジローの手でいとも簡単に、まるで紙でも破るかの如く引き裂かれた。

「あんた、一体何者なんだいっ!?」少女はただただ驚くばかり。
「大丈夫、僕は人間の敵じゃないからっ」ジローは優しい声でただそう告げた。


561 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 01:02:41 ID:+pWIyFgU

少女の盾となり身を呈して彼女を庇うジロー。
ジロー達にジワジワと迫る蜘蛛男達、前方から、そして頭上から。
二人は後ずさり、ついには壁際へと追い込まれる。
もう後の無いジローと少女に、蜘蛛男達が蜘蛛の糸を吐きつける。
ジローはその手を手刀の如く振り回し、蜘蛛の糸を切り裂く。
普通の人間には強靭な蜘蛛の糸であっても、ジローにとってはただの糸でしかない。

蜘蛛男達は、ジローに向かって一斉に飛び掛る。
ジローは向って来る蜘蛛男達を器用に次々と投げ飛ばす。
蜘蛛男の腕や体の一部を掴み、相手の力を利用して。
投げ飛ばされた蜘蛛男達はすぐに立ち上がり再びジロー達に向かって来る。
少女を庇いながらの戦いにジローは防戦一方であった。
だがジローは蜘蛛男達に向け決してギターのマシンガンを放つ事は無かった。

その時、倉庫のいくつかある入口のひとつを蹴破り、中に入って来る者がいた。
月の光に照らされて倉庫の入口に立つ二つの影。
彼らはゆっくりと倉庫の中へと歩はじめる。
「相変わらず甘いな、ジロー」先頭の影の主はそうジローに呼び掛けた。
「あぁっ、ぬるいな」もうひとつの影がその言葉に応じる。

「イチロー兄さん!?零!?」ジローの口からその名前が突いて出た。

562 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 01:26:19 ID:+pWIyFgU

「こいつらはもう人間じゃないんだ、遠慮する事は無い」
イチローはジローの心理を読み切っていた。
「でも、イチロー兄さん、改造されたとはいえ彼らは元々人間じゃないか」
ジローはそう答えるが、その声には何処か悲しみが込められているようでもあった。
「こいつらは人間だった時の記憶も、理性も、人間の心なんてものは無くしちまってる」
「獣と一緒だよ、人間を狩るだけのな」イチローはジローの言葉を鼻で笑った。
そうジローが防戦に回っていたのも、決してジローの能力が蜘蛛男達に劣っていた訳ではない。
ジローは改造されたとはいえ、元々は人間であった筈の蜘蛛男達を殺す事を躊躇していたのだ。

零は手に持っていたギターケースからダブルネックのギターを取り出し、抱きかかえると、
ネックを蜘蛛男達に向け、容赦無く、マシンガンを撃ちまくった。
ダブルネックのギターから連射される銃弾が蜘蛛男のボディを蜂の巣にして行く。
暗い倉庫の中に反響し、響き渡るマシンガンの銃声は止む事は無い。
ジローはその光景に目を背け、耳を塞いだ。

マシンガンの銃声が止んだ時、ジローに襲い掛かろうとしていた蜘蛛男達は
蜂の巣となった無惨な姿で倒れていた。彼らのボディから流れる赤い血は、
ジローに彼らが元は人間であった事を痛感させた。その光景を目の当たりにし苦悩するジロー。

だが蜘蛛男達の多くはまだ倉庫の天井に張り付いて生き残っている。
その数はざっと20体程度はいるであろうか。

「どうするんだ?ジロー」「一緒に戦うのか?」イチローの問いにジローは答える。
「……僕には……僕には出来ない」

563 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 01:52:37 ID:+pWIyFgU

「彼の言う事はある意味で正しい」そのジローとイチローの会話に割り込んで入ってくる声。
「奴らはその姿形だけでは無く、人間の心すら無くしている」「最早、人間とは言えない」
「おいおい何だよここは、蜘蛛男が集会でも開いてんのか?」「もしくはパーティーとか?」
冷たい口調で冷静に語る男と、まるでふざけておちゃらけているかのような男。
本郷猛と一文字隼人の二人であった。

本郷と一文字は2階の通路付近にその姿を現した。
「だが、君の考えはもっともだ」「俺達も相手を倒すのに躊躇する事もある」
「だが、彼らは最早人間に戻る事も、人間の心を取り戻す事も出来ない」
「俺達に出来る事は、ただ彼らが苦しまないように葬り去ってやる事だけだ」
本郷はジローを見つめながらそう呼び掛けた。

本郷は掛けていた眼鏡を外し、ジロー達を凝視した。
本郷猛が普段眼鏡を掛けているのには理由がある。
彼の能力のひとつである透視能力は、人間の姿でも発揮される。
だが、普段から必要以上に物が見えるというのは日常生活に支障をきたす。
そこで、彼の透視能力を妨げる機能を持つ眼鏡を人間の姿の時には使用しているのだった。

ジローを見つめる本郷は感嘆する「人造人間かっ」「素晴らしい、完璧だっ」
眼鏡を外した本郷はジロー達の内部構造を瞬時に理解したのだ。


564 :ダブルライダー2004/キカイダー編:04/09/23 02:07:52 ID:+pWIyFgU

「誰なんだよっ!?あんた達は」痺れを切らしたイチローが怒声を上げる。
「おやおや、随分と威勢がいいねぇ」「まぁ、実力の程はわからんけどね」
「なんだとっ!?」一文字の挑発にイチローは声を荒げた。

本郷猛は手に持つ眼鏡を再び掛け直した。
「俺達は奴らと同じ改造人間だ」「だが君達の敵ではない」
「俺達は奴らを葬る為にここへ来た」本郷は冷静な口調でイチローに答えた。

「フンっ、別に俺はあんた達が敵でも構わないけどな」今度はイチローが一文字を挑発する。
「減らず口だけは達者みたいね〜」「俺達を敵にまわすと後悔するよぉっ〜」
「なんだとっ!?」どうやら一文字とイチローの相性はこの上無く悪いらしい。

「敵は……蜘蛛男が20体か」「こちらが5人ならば1人あたり4体がノルマだな」
本郷は一文字とイチローの諍いを他所に、敵の戦力を分析していた。
「いや、ジローはああなっては使い物にならない」
「ノルマは1人あたり5体に修正してもらおう」零は静かな口調で本郷の発言を訂正した。
「なるほど、了解した」相性の悪い一文字とイチローに比べ、本郷と零は似たタイプのようであった。

「諍いは後にしろ、今は蜘蛛男が先だっ」本郷は一文字に、イチローは零にそれぞれたしなめられる。


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